この【注目のアカリ 】 コーナーでは『あかり』にフォーカスした情報をお届けしていますが、今回はジョンソンエンドジョンソンが発売する『調光機能が付いたコンタクトレンズ』なる、面白いコンテンツを発見したのでご紹介します!
日常の光との関わり
オフィスではパソコンを、通勤中にはスマホを、家ではテレビを…
街では街灯や車のライトだけでなく、イルミネーションやデジタルサイネージを目にする機会も増えましたよね。
常に日常で光と睨めっこしている現代人ですが、ジョンソン・エンド・ジョンソンが行ったコンタクトレンズにおける調査では、98%の日本人が不快な光を避ける行動を日常的にとっていると判明しました。
アカリ・イマージュに興味を持って頂いている方、関わりを持って頂いている方は特に、お仕事上でも照明などの光を目にする機会が多いことと思います。
構想から10年以上を経て誕生へ
コンタクトレンズを販売するジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケアカンパニーが、紫外線によって色が変化するメガネレンズを製造・販売している Transitions Optical社 と共同開発を行い、構想から10年以上たってやっと製品化に成功したのが「アキュビュー® オアシス® トランジションズ スマート調光™」です。
レンズ内に、光に反応して構造が変化する調光材(フォトクロミック分子)が配合されています。「コンタクトレンズ=視力補正のみ」という従来の常識を超える、新しいカテゴリーの製品です。
実際の使用感は?
このコンタクトレンズは、光の量に応じてレンズの色の濃淡が変わることで、目に入る光の量を自動で調節してくれます。
レンズの色が変化するというわけですから、見え方の変化や外見上の変化も気になりますよね。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、レンズの色が変わっても視界が暗くなることはなく、見え方は自然と発表しています。
また、日本人は瞳の色が濃いため、外見上の変化もほとんどないということです。
調光コンタクトレンズの可能性
調光機能のない「アキュビュー®」シリーズと同様にUV カットコンタクトレンズとなっていますが、UV吸収サングラスの代わりにはならないので、雪山やビーチなどの強い光が降り注ぐ環境下ではサングラスとの併用がおすすめされています。
特殊な環境下よりも、日常の『光ストレス』軽減への効果が期待されますね。
目から入った紫外線に脳が反応して、シミが作られやすくなるといった話もよく聞きますので、女性には嬉しい製品かもしれません!
2019年12月12日(木)より全国の一部店舗で先行発売します。
コンタクトレンズは高度管理医療機器のため、必ず事前に眼科医へご相談の上、検査・処方を受けてお求めください。
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
ビジョンケアカンパニー
1991年に世界初の使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー®」を日本に導入して以来、常に使い捨てコンタクトレンズ市場をリードし続けている。これからも、全ての人が毎日を健康に明るくクリアな視界で過ごせるよう、人々のクオリティ・オブ・ビジョン(QOV)の向上を目指しています。
URL:https://acuvuevision.jp/
Transitions Optical 社
「毎日の健やかな目を保つために有害な紫外線とまぶしさから目を守る」というコンセプトのもと、紫外線によって色が変化するメガネレンズ(プラスティック・フォトクロミック・レンズ)を製造、販売している。1990 年、アメリカ・フロリダ州に設⽴。1991 年、プラスティック・レンズを基材とした「トランジションズ・フォトクロミック・レンズ」第1 世代を発売以降、業界のトップランナーとしてフォトクロミック・レンズの製造・販売を続けている会社です。