第二回あかりクラブは、光造形家 篠﨑里美さんの作品展 『抱かれし記憶』 イダカレシキオク へ伺いました!
篠﨑さんご本人があちこちのギャラリーに足を運んで、やっと見つけたという表参道の真っ白なギャラリーでは、繊細な作品たちが存在感を放っていました。
ガラスのように透明で、葉脈のような羽毛のような、か細い線が幾重にも重なってできたこの作品は、儚く壊れやすいように見えますが、実は樹脂でできています。
地下のフロアでは、宙に吊られた和紙作品はまるで浮遊するようで、浮き出た影が閉ざされた空間に軽やかに揺れていました。
心地いい音楽も流れ、設置されている椅子に座ると、心穏やかに篠﨑さんのやさしい世界に浸ることができました。
日が完全に落ちると作品の表情も変わり、一段と存在感が増します。まるで作品が生きていて息づかいが聞こえるようです。さらに濃くなった影が美しいですね。
当日はレセプションパーティがあり、様々な方との出会いもありました。
篠﨑さん、ありがとうございました!
『抱かれしし記憶』 イダカレシキオク は 9月29日(日)まで開催しています。
篠﨑里美さん作品展『抱かれし記憶』イダカレシキオク
会期:~2019年9月29日(日)まで
時間:12:00〜19:00
場所:アルスギャラリー (渋谷区神宮前5-13-1 アルス表参道)
篠﨑さんのWEBサイトはこちら